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​日々のことや、仕事のこと

夏なので怖い話

皆さんは幽霊って見たことありますか?私は、あるようでないです。あるようでないっていうのは、自分ではその時に「幽霊だ!」と思っても、後々考えてみると「やっぱり幽霊じゃないんじゃないか」と、疑心暗鬼になっている為です。本当かどうかはわかりません。大抵がきっとそうなんでしょうね。幽霊もUFOも、中々信じられないですよね。

その私が見た幽霊の話をしようと思います。怖いのは本当に勘弁してって方は、見ないでくださいね。

これは私が小学生の時の話です。中学受験を控えていたので、私は駅前にある塾に通っていました。

その塾までは家から歩くと遠いので、市営バスを使って通っていました。夕方から始まって、帰りは大体夜の8時頃になることが多かったです。たまに両親に車で迎えに来てもらっていたのですが、お小遣いで帰りに買い食いをすることが楽しみだったので、大抵は一人で帰ってきちゃっていました。

私が塾から帰ってきた時に利用するバスの停車場の前には、廃墟になった建物がありました。柵で囲まれていて、何の建物だったかはわかりませんが、そのジメッとした古い感じが、「病院みたいだな」と思っていました。(実際は違うかもしれませんが)

廃墟って夜は怖いですよね。なので、塾から帰ってきた時は、いつもなるべく早足で、廃墟の方を見ないようにしていました。でも、その日は見ちゃったんです。

夏か冬か忘れてしまいましたが、雨が割と激しく降っていました。私はいつもと同じように、夜8時頃に塾を終えて、パン屋さんで買ったパンを食べながら(ここのパン、結構美味しかったんです)、市営バスで帰っていました。

あの停車場まで来たので、ブザーを押して、バスを降りました。

雨は変わらず降り続いていました。

私は、いつもの様に廃墟を通り過ぎようとしたのですが、傘を差していたにも関わらず、柵の向こうにいたものを見つけてしまったのです。

それは、子供をおんぶして歩いているおばあさんでした。傘もささず、廃墟の入り口に向かって、ゆっくりと歩いているのです。とても不思議な光景でした。雨音がうるさくて、足音なんて聞こえません。とても静かに廃墟へと歩いていく、おばあさんと、背中の子供。

私は、居ても立っても居られないくらい怖かったので、傘を適当に持ちながら、全速力で走って家に帰りました。

そして姉にこのことを話してみたのですが、もうその時には「本当にいたのかな?」って、自分の記憶が疑わしくなっていました。

この廃墟で、このような体験をしたのは後にも先にもこれっきりでした。

今でも未だに不思議です。

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