遅いランチタイム
三好銀さんの「海辺へ行く道 夏」という漫画の「遅いランチタイム」という作品が、とても面白いです。
訳あって、海辺で夏を過ごす女性の話なのですが、主人公を含め、素性のわからない人物同士の関わり合いがユニークです。常識に収まらない自由な雰囲気が気持ちいいです。
私は、三好銀さんの絵のタッチがとても好きです。
「三好さんとこの日曜日」や「いるのにいない日曜日」に出てくる猫みたいな女性が描きたい!と思ったことが幾度もあるのですが、真似しようにも中々真似できませんでした。
そんな三好銀さんの絵の「癖」みたいなものが、すごく魅力的なんですよね。
人物以外にも、風景や食べ物などにも三好銀さんの絵の個性が表れているので、「どのコマを切っても三好銀」が楽しめます。
是非、読んでない方に読んでもらいたいです!